まず「男性性」ですが、父親から多くを学びます。
男の子も女の子も、父親から学んだものを自分の男性性として取りこんでいきます。
男性性を身につけるという事は、社会性を身につけるのと同じです。
決断力、行動力、競争、お金などが自分の男性性と強く結び付いています。
こういう部分が強い人を男性的と私達は判断しますが、男性であれば「男らしい人」と思われ、女性であれば「男勝り」と思われます。
父親が強すぎたり逆に不在になってしまうと、子供は社会に出た時に上手くいかない事があります。
女の子にとっては、恋人を探す時のコンパスになります。
父親にとても可愛がられると、社会に出た時に上司からも可愛がられる人が多いです。(これは男性も同じ)
権威者とかかわる事が上手になるのです。
ただ、父親とあまりにも仲が良すぎると、恋人と父親を比べてしまい上手くいかなくなることがあります。
父親に愛されると男女関係の勝ち組になるので、「勝ってごめんなさい」という意識があり、不倫をする女性がいます。
これは女性に対して(お母さんです)罪悪感を感じているためです。
その為、無意識に女性から恨まれるような行為をしてしまう事があるのです。(不倫をしている人全員ではないですが)
「女性性」は、母親から多くを学びます。
男の子も女の子も、母親から学んだものを自分の女性性として取りこんでいきます。
女性性を身につけるという事は、ホームを守り、周囲と繋がり生活を豊かにさせます。
情緒的、育む、ゆるむ、許す、受け取るなどが自分の女性性と強く結び付いています。
こういう部分が強いと男性であれば「女性的」と思われ、女性であれば「女らしい」と思われるのです。
男の子にとっては、恋人を探すコンパスになります。
母親に可愛がられると、女性との心の距離が近く 女性の前で自分を素直に出せる人が多いと思います。
その分深くかかわれるので、あまり背伸びする事なく恋人とも親密感が得られる人が多いように思います。
母親からの愛情が思うように得られなかった場合、女性全体に対して攻撃的になる人がいます。
女性を振り回したり傷つけたり、女性から非難されるような行動を取る事があります。
それは結局のところ母親に対しての復讐心からです。
この男性性と女性性は、両親から受け継ぐものなので、潜在意識レベルです。