まず顕在意識とは、普段私達が頭の中で考えている部分の事です。
この顕在意識は、意識全体の中のほんの3~4%といわれています。
よくたとえられるのが氷山です。
氷山は、海から出ている部分はほんの少しですが、海の中では山の裾野のように広がっています。
人間の意識も、氷山の出ている部分が顕在意識で海中に広がっている部分が潜在意識以下すべてといわれています。
「仕事がんばらなくちゃ・・・」「ダイエットしなくちゃ・・・」と考えている部分は顕在意識ですから、ほんの3~4%しかないのです。
残りの97%がそう感じてなかったら・・・・
意識のほんの少しが前進しようと考えていても、大きな潜在意識以下の部分が否定的なら、頑張ってるわりに上手くいかない事も多いのです。
潜在意識以下の事は考えてもなかなかわかりませんが、自分がどういう結果を出しているかでなんとなく想像は出来るかも知れませんね。
ではこの大きい部分、潜在意識以下をどう扱うか・・・・
潜在意識以下は、考えてもなかなか引き出せません(考えている部分は顕在意識だから)が占めている割合としてはとても大きいのです。
潜在意識はどんなものが占めているのでしょう。
ここは、個人が経験してきた事の記憶が詰まっているのです。
お母さんのお腹の中から現在までの記憶といわれています。
普段は忘れているような事でも、何かをきっかけに思い出した経験はありませんか?
それは、潜在意識から顕在意識に上がってきたという事なんです。
その時に「悲しい」とか「寂しい」とか「辛い」などのようなネガティブな感情を感じたら、その感情こそが潜在意識に閉じ込めていた感情なのです。
ネガティブな感情を抱えたまま、人生を過ごすのは辛いものです。
また何か行動を起こす時には(転職や結婚)、とても怖いと感じるものです。
「感情を解放する」と、重りが外れたように軽くなります。
この感情にフォーカスするやり方が、潜在意識を扱うカウンセリングの主体になっています。
もうひとつの方法として、心理学カードを引く事で自分の潜在意識を知るという方法があります。
これがカードリーディングです。
一枚のカードは偶然ではなく、必然として引き当てているのです。
カードの意味を潜在意識にあるテーマとしてカウンセリングを進めていきます。
カードの中には無意識を扱うカードもあり、深い部分を探る事もできるのです。
続いて・・・無意識とは